荖濃渓は玉山東峰に端を発し、中央山脈沿いに西南方向へ蛇行しながら流れていきます。途中、高雄市六亀区を通過します。六亀エリア内では、縱谷や扇状台地などの地形を造っているほか、激流や温泉、瀑布、断崖などの特殊景観を形成してきました。この地形を活かし、高雄荖濃渓ではラフティングボートが開始されました。その歴史は1986年に遡り、モーラコット台風(2009年8月に発生した台風8号)で被害を受けるまで、観光局からは「東南アジアで最も刺激的で、かつ最も面白いラフティングコース」と評価されていました。これまでに何度も国際大会が催されています。激流や危険な早瀬、奇岩怪石、海抜落差65メートルなど、さまざまな特殊な環境を有し、刺激的かつ面白いコースとなっています。ぜひ皆様もお友達と一緒にボートに乗りながら、コース沿いの美しい山河の景色をお楽しみください。また、メンバーと心を一つにし、自然に立ち向かう楽しさを味わいましょう。
ラフティングボートコース
出発点
土壠湾休閒緑地に集合
終点
十八羅漢山
コース全長
約10~12キロ、全行程約100分
ラフティングボートの特色
モーラコット台風(2009年8月に発生した台風8号)の被害を受けた後に再整備された六亀大橋や断崖、瀑布などを通り、青々とした山々や激流、「ミニ桂林」と呼ばれる十八羅漢山を眺めながら進みます。このコースでは壮観かつ秀麗な景色を眺めることができ、その美しさは何にも勝ります。上流と下流では高低落差が約65メートルあり、「東南アジアで最も秀麗で、最もエキサイティングなラフティングコース」となっています。

ラフティングボート時の注意事項
- 安全基準に合格したラフティングボート会社を探しましょう。
- スタッフからの安全注意に関する説明事項を守りましょう。
- 救命ジャケットとヘルメットは必ず身につけること。
- スタッフの指導に従って、危険区域に進入するのは避けましょう。
- 服装は軽くて動きやすいものがよいです。靴の底が軟らかい布靴あるいは運動靴を穿いてください。
- グループを抜けて単独で行動しないこと。一人で泳がないこと。
- ラフティングボート時には食品を携帯しないこと。また、乗船前の飲酒はやめましょう。
- 河へ落ちたときは慌てないこと。救命ジャケットを身につけていれば浮き上がります。急流では立たないで、頭を後ろ足を前にした仰向けの姿勢を保ちます。急流が過ぎてから岸へ上がるか、もしくはボートに乗る機会を伺ってください。
- 心臓病、高血圧、血友病、妊婦、てんかんの発作がある方および十二歳以下の子供、六十五歳以上の方は乗船しないでください。
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