場所:瑪家郷と三地門の境界に位置する寮渓南岸。省道台24号線19キロ地点を右折、県道屏35号線3.5キロ地点。
台湾原住民文化園区電話:886-8-799-1219(台湾)
園区は屏東県瑪家郷北葉村に属し、かつては「瑪家山地文化村」と呼ばれていました。ここは三地門、瑪家、霧台など三つの集落における交通の要所でもあり、屏東市からわずか24キロの距離で、アクセスも便利です。近くにはパイワン族やルカイ族の集落があり、特色ある原住民族文化に触れられます。園区は1985年に設立され、その敷地面積は約82ヘクタールにおよび、台湾原住民族16部族の文化が展示されています。また海抜145メートルから220メートルに位置しているため、変化のある自然景観を楽しむことが出来ます。
園区はゲートエリア、塔馬路湾エリア、娜麓湾エリア、富谷湾エリアの4つに分かれており、ゲートエリアである園区入り口付近には文物陳列室や工芸館、視聴覚館、八角形の特別展示館および解説サービスセンターがあります。塔瑪路湾エリアと富谷湾エリアには各原住民族の伝統建築が建てられており、集落風景を完全に再現しています。
娜麓湾エリアはパフォーマンスがメインとなっており、屋外舞台や円形劇場、人形を用いた生活展示館などがあります。さらに「我々の教室」と呼ばれるコーナーでは、手工芸教室が開かれています。園内には登山歩道があり、高台からは園区全体を見渡すことができます。緑いっぱいの敷地内にはスレート家屋や竹で作られた家、木造家屋が立ち並び、彫刻も点在しています。ここを訪れると、原住民族の文化について理解を深めることができるでしょう。