必吃美食－茂林国家風景区管理処

必食グルメ

グルメで知る茂林

「芋泥酥鴨」は高雄の有名広東料理店で是非食べたい料理。お店によって作り方は多少違いますが、いずれも地元産のタロイモ、鴨肉を使用しています。口にすると濃厚なタロイモが広がり、鴨肉の香に加えて歯ごたえのある肉質を味わえる、地元の皆様おすすめの料理です。

高雄市の六亀、桃源区では梅の産地であり、酸っぱい梅を加えて鶏肉と一緒に煮込むと、多彩で豊富な味の「梅子鶏（鶏肉の梅干し風味）」が完成します。鶏肉と梅の酸味が完全な融合を果たし、酸味や甘みを楽しめながらも脂っこくないため、食欲をそそり、箸を持つ手が止まりません。

各原住民は重要な祭事やイベントになると吉拿富でおもてなしをします。その意味は「お互いに祝福を送る」とされ、文化的な意味を孕んでいます。月桃とオオセンナリの葉で外から中に包まれた黄金色のアワと中の具の豚肉は忘れられない美味しさです。

アイギョクシは台湾の山間部でよく見られる植物であり、野生のアイギョクシのとろとろした汁を冷たい山の湧き水で仕込むことで、独自の滑らかな食感と風味が生まれます。地元産アワを使用した神山集落のオーギョーチ―は神山集落に訪れたら是非体験したいスィーツの一つです。

原住民は年糕（餅）のことを阿拜と呼び、ルカイ族、パイワン族が祭事で主に使用する供物です。もち米を月桃の葉でくるんだ「阿拜」の具は、甘めのピーナッツ、ゴマや、しょっぱさが感じられる豚肉や魚、エビなどさまざまであり、それはまさに集落ならではの味覚です。

三地門郷の徳文集落は山が雲霧に覆われ、日照時間が十分であることからコーヒーの生長に適した環境です。主にアラビカ種を栽培し、そのほのかなフルーティな香りはコーヒー愛好家に人気です。

六亀区と桃源区の高山で生長する台湾の原生山茶は、有機栽培と人による茶摘みを採用し、独自の製法で甘い香りが漂います。生産量が少ないお土産におすすめな商品の一つです。

赤キヌアは台湾特有の原生種キヌアであり、霧台郷、瑪家郷、三地門郷で生産が盛んです。赤キヌアは白米に入れてごはんや、お茶、おかず、さらにはスィーツも作ることができる、栄養価の高い食材です。