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多納里スレート板家屋

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茂林区

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    多納里スレート板家屋

茂林区多納里内には多納石板屋があります。石板屋とは、その昔、先住民族が温泉の渓流で集めてきた黒灰板岩という建材を使って建てられた住居のことです。黑灰板岩は女性石板と、男性石板と呼ばれる建材に分けられ、女性石板は時間が経つと風化してしまう一方、男性石板は色が濃く、重く、厚みがあるため、屋根やベッドの建材として使われ、家が造られていました。多納集落の人たちは、助け合いの精神のもとみんなで協力して石板屋を建設し合っています。石板屋には、門の上に横木や柱がある家もあり、そこに蛇の守り神のヒャッポダが描かれている場合は、その家に住む人が頭目や貴族の地位であることを象徴しているのだそうです。また石板屋は冬は暖かく夏は涼しいのだそうです。

特色のある石板屋の家々を鑑賞したり、隣の集落の頭目の家や多納小学校まで足を延ばしたりするのに、30~40分ほど滞在されることをお薦めします。 

旅行情報
旅行タイプ

郷土文化

旅の豆知識

多納村集落を散策する際に勝手に村の人たちの家を覗くことが無いようにしてください。また、村の中には車で進入せず、散策は徒歩で行なってください。また、持ち主の許可を得ずに、室内の装飾品や伝統器物の撮影をするのは禁止されています。スレート家屋のスレート板を拾って、家に持ち帰り、記念品にしたり、バーベキューの台にしたりするのもやめてください。

住所

高雄市茂林区多納里

電話番号

886-7-6801111

交通

国道3号線を屏東の九如インターチェンジで下りる ─ 台3郷線を通って里港まで ─ 台22郷線を曲がり、高樹へ ─ 台27郷線を通って大津方向へ ─ 大津橋を渡る - 茂林区 ─ 茂林区の高132号線から多納村へ入る

  • 経度/緯度:120.71598/22.91088
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    最終更新日時:2023-10-25

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