台湾のプロヴァンス-禮納里集落
2009年に発生した台風8号(モーラコット台風)で、屏東北部の三つの郷が深刻な被害を受けました。政府の援助により、住民たちは家を再建し、瑪家農場を「永久屋基地(永久の住み処)」に選び、近隣の三地門郷大社村、瑪家郷瑪家村、霧台郷好茶村といった三つの村の住民たちがここに移住しました。世界展望会の援助により建てられた「永久屋(永久家屋)」は「私たちはみんなが向かうべき場所へ一緒に進む」という意味を込めて「禮納里」集落と命名されました。
禮納里集落は四方を山林に囲まれていますが視界が開けており、何にも勝る美しい屏北平原を眼下に収めることができます。。集落内を散策していると、四方に教会があることに気づくでしょう。どの教会の外観も独特なデザインをしており、それぞれ個性的な建物となっています。これは禮納里集落の住民たちが敬虔な信者であることを象徴しており、且つこの集落の最大の特色となっています。「皇家祈福」という歓迎儀式に参加すれば、お祝いの音楽が流れる中でホストファミリーと一緒に踊れます。シンプルですが、楽しいひとときです。