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六亀トンネル

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    六亀トンネル

六亀地区の十八羅漢山内にある六亀トンネルは、1937年10月に開通しました。

その昔、六亀地区は楠の栽培が盛んで、特に扇平の試験林区にはたくさんありました。日本統治時代、樟脳オイルを生産するために楠の木を伐採して輸送するために、交通障害を解決する手段として、十八羅漢山を貫通して建設されたのがこのトンネルです。当時、村人たちはこのトンネルを「六座窟」と呼んでいました。

1992年に外環状線道路が開通してからは、このトンネルはほとんど使われなくなっていましたが、2009年の台風8号モーラコットによって中南部の山岳地帯が被災、河川の氾濫により外環状線道路が遮断されたときには、復旧するまで救助車はこの六亀トンネルを走行しました。

現在、このトンネルは六亀の「十八羅漢山自然保護区」に認定されており、一般観光客の立ち入りは禁止されているため、観光に訪れる際には事前に屏東林管処へ申請する必要があります。

1時間程度の滞在時間をとって、プロのガイドサービスを利用し、この文化遺産を楽しむのがお薦めです。

最終更新日時:2023-10-25

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