諦願寺は六亀区の高131号線沿いにある、圓照寺の分院です。荖濃川に面し、連なる山々を背にしています。
宮殿様式を採用した寺院建築からなる諦願寺は、いくつもの風靡な小院を擁し、主殿のレリーフ壁画は、現地台湾のほか、中国、日本、韓国などから職人を招き描かれています。また寺院内には、楠の木で彫られた東南アジア最大の涅槃像のほか、屋外広場には青斗石で彫られた、それぞれに表情や動き、佇まいの異なる、まるで生きているかのような五百羅漢像があります。
さらに寺院内には特色ある芸石館や美術館もあり、1時間ほどかけて参観されるのをお薦めします。