竹林レジャー農業区は六亀区の南横公路沿いにあります。標高は400メートルから1300メートルで、気候は温暖です。山頂からは遠くに中央山岳地帯の豊かな緑と、さらさらと流れる宝来川を見下ろすことができます。
冬から春にかけて、園内では梅の開花期を迎え、あたり一面に広がった梅の花が、まるで桃源郷に足を踏み入れたような気分にさせてくれます。
かつては竹を栽培して、タケノコや干しタケノコを生産していたことから「竹林」と地名がつけられていましたが、2001年から政府の指導のもと「竹林レジャー農業区」としてレジャーとして楽しめる農業の導入が図られ、梅林や梅の花以外にも、四季ごとに異なる体験ができる新たな観光スポットとして生まれ変わっています。
滞在時間の目安は約1時間ですが、宝来から竹林までの道路状況があまり良くないので、安全運転に注意し、旅行前に一度地元の農家に電話で確認されることをお薦めします。