茂林区茂林巷を入ったところに越冬するルリマダラ蝶が観察できるスポット、茂林ルリマダラ蝶生態公園があり、公園内の遊歩道を進むと、蝶を鑑賞できる道に到達できます。
実は「紫蝶幽谷」は地名ではなく、ルリマダラが集団越冬のために集まって来る生態現象のことをいいます。「紫蝶幽谷」の分布点は、主にパイワン族、ルカイ族が住む高雄、屏東、台東県の海抜の低い山地に多く、毎年10月から翌年の2月にかけて、台湾南部のこの地域、パイワン族とルカイ族の聖なる山、大武山の麓にある暖かく守られた渓谷に、少なくとも100万頭以上のルリマダラ蝶がやってきます。特に茂林の「紫蝶幽谷」は、メキシコの「帝王斑蝶谷(オオカバマダラ幽谷)」にも匹敵する、世界に誇る自然資産であり、世界2大「越冬蝶の幽谷」の一つでもあります。ミシュランの「台湾グリーンガイド」にも必見の観光スポットとして掲載され、最高評価の三つ星を獲得しています!
滞在時間の目安は約3時間です。ルリマダラ蝶生態公園で、蝶観察歩道から姿沙里沙里步道まで続く道のりをゆっくり散策し、色々な種類のルリマダラ蝶や色鮮やかな蝶たちを眺めてみませんか。