ルリマダラ蝶生態公園内の蝶がたくさんの遊歩道を進んでいくと、姿沙里沙里歩道の入り口に出ます。姿沙里沙里とは、ルカイ語で「月桃の花がたくさんある場所」を意味しています。かつては、この山には地名がなかったため、原住民の先祖が山を開墾しに来たとき、そこに生えていた木や植物に由来する名前をつけたと言われています。
全長3.7キロのトレイルコースですが、現在茂林森林生態公園として開放されているのはうち2.1キロのみです。この地域には、豊富な種類の鳥や昆虫が生息しており、全行程では50分の道のりです。またここはルリマダラ蝶の重要な越冬地でもあるので、訪れる人は無差別に蝶を捕まえたりして、生息地を脅かすことのないようにしてください。
越冬期の蝶の観察ができる期間中は、生態公園内の駐車場に車を停め、1.5時間程度滞在されることをお薦めします。