茂林区の高132号線沿いにある萬山集落への入り口は、茂林区役所から約7キロのところにあります。日本統治時代、萬山の村は、標高1,475メートルの萬頭蘭山の麓に居を構える、最も辺境の先住民の「マンダウラン共同体」として知られ、部族は「歐布諾伙〈Oupunphuo〉」と呼ばれていました。村は、道が険しいため、1956年に現在の場所に移されましたが、旧萬山村には、石造りの小屋の集落と、神秘的な萬山岩面彫刻群《孤巴察額の神秘的なラブストーリー》がそのまま現存しています。
30~40分ほど滞在し、集落の下方にある石板家屋やカトリック教会を見学するのがお薦めのコースです。