県道屏185号線沿いにある安坡集落(部落)は、その昔、パイワン族の大社集落の人々が移動してきて、美人山の麓に居を構えた小さな集落です。近年、この地域では子供向けのレジャー開発が積極的に行われ、現在は「安坡童玩王国」として有名になっています。ここには昔ながらのレトロな子供のおもちゃや遊具が100種類以上も揃っており、山や渓流で様々な面白い遊びを体験できるほか、細部にまでこだわった手作り玩具やオリジナルグッズなども置かれています。また近頃ではコケティッシュな魅力に溢れた「きのこトイレ」がSNS映えすると大人気で、必見の観光スポットになっています。
集落後方の美人山歩道を進んで行った先では、高台から集落の美しい景色を眺めることができ、さらに各種テーマ別のツアーも用意されており、レジャーと特別なグルメ体験、これにガイドサービスなどが組み合わされた半日や一日のコースが観光客の人気を博しています。
可能なら滞在時間を半日以上に設定し、事前に集落までツアーの予約をすることをお薦めします。