省道台24号線沿いの神山部落厨芸学校は、霧台郷の神山集落にあり、辺りは山から降りてくる霧が一年中立ち込めていて、まさしく神の手によって作られたような風景です。そこに近年オープンした「部落厨芸学校」では、台湾で初となる原住民族料理の体験ほか、様々なDIY体験ができます。旅行者を畑に案内し、身近な食材からなじみのない食材についても学び、それらを使って料理することを通して郷土の魅力を感じてもらいます。例えば集落で多く見かけるムラサキ科の植物トリコデスマ・カリコスム(假酸漿)は、原住民族ルカイ族の伝統料理である「吉拿富(豚肉と芋の葉包み)」には欠かせない食材で、たくさんの家の庭にはその株があります。部落厨芸学校を訪れて、自分で集めた食材を自分で調理する楽しさをぜひ体験してみてください。
少なくとも3時間以上滞在されることをお薦めします。各体験コースへのお申込みは事前に社区発展協会にてご予約ください。また霧台郷に入るには入山許可証が必要です。なお大型の旅客バスの通行は禁止されています。