交通部観光署茂林国家風景区管理処が主催する毎年恒例のイベント「南島族群婚礼(南の島原住民族ウェディングセレモニー)」が国際的な賞を受賞しました「2023年南島族群婚礼」のハイライト作品は、2024年アメリカのマゼラン・アワード(Magellan Awards)「アジア文化芸術の旅」部門の金賞、2024年アメリカのサミット・クリエイティブ・アワード(SIA Summit Creative Award)「旅行/観光/自然フィルム」部門で銅賞を獲得しました!
「南島族群婚礼」は茂林管理処と屏北三原郷(三地門郷、霧台郷、瑪家郷)の協力によるもので、毎年、パイワン族やルカイ族の伝統的な婚礼を体験したいカップルを募集しています。厳粛な婚礼の場で一族や親戚、友人から祝福を受け、両民族の婚礼文化に触れ、屏北三原郷の風光明媚な景色を体験することができます。このイベントは毎年、人生に貴重な思い出を残そうと多くの申込者や観光客が訪れ、海外から申込むカップルもいます。
受賞作は2023年、屏東の三地門郷での結婚式を記録したものです。パイワン族の伝統的な儀式である、訪問、結婚の話し合い、プロポーズ、結納、結婚の儀式がわずか3分間で描かれています。原住民の歌、親族や友人の歓声、深い愛情で見つめ合うカップルの姿から、結婚式の温かさを感じるとともに、台湾の原住民文化の美しさが伝わります。
茂林管理処処長は次のとおり説明しています。原住民部落の旅は人と文化の魅力にあふれています。綿密なプロモーション活動を通じて、より多くの外国人旅行者に台湾の民族文化を理解してもらい、文化保護と観光開発の持続可能な発展を目指しています。この作品は米国サミット・クリエイティブ・アワードの参加27カ国の中でひときわ異彩を放ちました。また、米国旅行業界のアカデミー賞と呼ばれるマゼラン・アワードで金賞を受賞したことは、屏北三郷部落の豊かな文化的意味合いが讃えられたと言えます。