禮納里ビジターセンター/禮納里集落
- エレベーター:1
- 車いすの貸出し:2
- バリアフリートイレ:2
- バリアフリー駐車場:1
禮納里集落は屏東の瑪家郷に位置し、四方を山に囲まれていますが視界は開けており、非常に美しい屏北平原を一望することができます。 2009年に発生したモーラコット台風により、屏東北部の三つの郷が深刻な被害を受けました。政府の支援を受けて、住民たちは瑪家農場を永久屋基地(永住の住み処)に選び、近隣の三地門郷大社村、瑪家郷瑪家村、霧台郷好茶村の三つの村の人々がこの地に移住しました。また世界展望会の援助を受け永久屋(永住家屋)が建設され、新しくできた集落は「私たちは一緒に行こう、みんなで向かうあの場所へ」という意味を込めて「礼納里」と名付けられました。
集落を歩いていると、四方に教会があることに気づかれるでしょう。教会は各々特徴的な外観をしていますが、それぞれに素晴らしく、この地域の一番の特徴であると同時に、住民達の敬虔さの象徴でもあると言えるでしょう。 旅行者は足の向くままに、貴重なユリの花や、起源を意味するヒャッポダの意匠が入った集落のあちこちで見られる原住民族の工芸品を見て回ることもできます。長栄百合小学校の活気あふれる校舎では、廊下にたくさんのめずらしい仕掛けが設置されており、可動式のミニ迷路や開放的なピアノ演奏スペースなど、来場者でも発見できる楽しい工夫が施されています。
禮納里ビジターセンター
台湾原住民族文化園区
- 車いすの貸出し:6
- バリアフリートイレ:6
- バリアフリー駐車場:車5、オートバイ5
台湾原住民族文化園区は屏東県瑪家郷北葉村にあり、旧称は瑪家山文化村でした。付近にはパイワン族とルカイ族の暮らすコミュニティがあります。1985年に設立され、その敷地面積は約82ヘクタールにおよび、主に台湾原住民族の文化の保存を目的とし展示がされている、国内最大規模で、研究価値の高い野外博物館です。
園内は迎賓区、塔瑪麓湾区、娜麓湾区及び富谷湾区の四つの参観エリアに分けられており、海抜145メートルから220メートルのかなり起伏の多い険しい地形に位置するため、変化に富んだ美しい自然景観を楽しむことができます。塔瑪麓湾と富谷湾の両エリアでは、原住民族の伝統建築を展示対象としており、コミュニティの全体像を見て取ることができます。 娜麓湾エリアは、歌と踊りのパフォーマンスをテーマに、舞台や360度の円形劇場のほか、10部族の人形を用いた生活展示館、手工芸を教える「私たちの教室」などもあります。 また、園内には高い場所から園の全体を見渡せるハイキングコースもあり、高低差の異なる緑の林の中に点在する石板屋、竹屋、木屋や、山の合間に置かれた彫刻など、あちらこちらで原住民の伝統的な痕跡を見ることができます。
涼山遊憩区
涼山遊憩区は県道屏185号線沿いにあります。周囲を山と水に囲まれていることがこのレクリエーションエリアの最大の特徴で、夏の間、湧き出る小川の流れは、訪れる人に涼を与えてくれます。手に持った香り高いコーヒーを味わいながら、目の前に広がる滝の美しい景色を眺めるのが、ここでは外せない楽しみ方のひとつです。またハイキングが好きな人のためにハイキングコースも用意されているので、虫や鳥の鳴き声を聞きながら、山の美しい景観を眺めつつ歩くこともできます。
周辺は静かでとても落ち着いた雰囲気で、狩猟小屋の間には交差するように少数のキャンプ場が点在しています。その絶妙な距離感をもって、家族はキャンプの間、心身をゆったりとリラックスさせて、落ち着いた安らかな気持ちで過ごすことができます。ほかにも入り口から進んで、哈比屋(ホビットの小屋)の写真を撮ったり、池の魚に餌をやったり、ヤギを見たりと、盛りだくさんに楽しめます。ご家族でのご旅行の場合は、第一層にある滝まで散策されることをお薦めします。往復でも1時間もかからないので、リラックスした休日を過ごすのに最適です。
バリアフリータクシーをご利用される方へ
24時間予約専用電話:(07)724-1111
ドイツから輸入した高級福祉車両を採用。心身に障がいのある方に五ツ星級のサービスを提供しています。バリアフリータクシーはお年寄りや妊婦、障がい者、行動が不便な方に対して、どんな天候でも24時間サービスを提供しています。博愛カード保有者には次のような補助サービスがあります。運賃が100元以下の方には1区間分の補助金18元、101元から200元の方には2区間分の補助金36元、201元以上の方には3区間分の補助金54元を差し引きます。苦情・要望に関する専用電話は07-225-5000まで。