は寶来温泉エリアへ。透き通った湯に浸かると、皮膚がつるつるになり、筋肉の疲れも解きほぐされます。
美濃
美濃は高雄最大の客家の町です。ここでは客家文化がそのまま残っていて、地元の特徴的な建物の鑑賞や手作り油紙傘体験、客家藍衫(藍染の衣服)作りの見学ができるほか、粄條(米製の麵)や擂茶(擂鉢で作るお茶、お粥)や伝統的な客家グルメが堪能できます。このように客家文化を豊富に体験できることも、人気の観光スポットたる所以です。
浦来渓頭社戦道
高雄市六亀区の宝来花賞公園内に浦来溪頭社戦道の入り口はあります。「浦来」とは宝来の古い呼び名で、浦来溪頭社(原住民の集落があった場所)は、荖濃川と宝来川のふたつの河川の分水嶺に位置しています。20世紀初頭、日本の人類学者が「浦来溪頭社」の遺跡をこの地で発見しました。かつて日本統治時代に、原住民の激しい抗日運動を抑えるべく、美瓏山に砲台が建造されました。その時必要な建材を宝来の峰の頂まで運ぶために、美瓏山の稜線に沿って敷かれた道路が浦来渓頭社戦道の前身で、歴史的に大変重要な意味を持っています。
寶来温泉区
宝来温泉区は、六亀区宝来の宝来一号橋を渡ってすぐのところにある、台湾南部では有名な温泉リゾート地です。日本統治時代には、宝来温泉区には檜や楠、ブナなどの原生林が生い茂り、日本人がここを「蓬莱の仙境」と呼んだことから、今日の宝来の地名がついています。
