一日目
羅木斯溪步道
羅木斯連外道路を行き羅木斯橋で右折し、約800メートルのところに羅木斯溪步道の入り口があります。また羅木斯溪步道の終点は茂林谷の滝へと通じています。「羅木斯(ルオムースー)」とはルカイ語で「美しい山谷」を意味する、濁口川の支流のひとつです。起伏のある遊歩道を登ったり下りたりする途中、緑豊かな山林と、山に飛び交う蝶々、小川のせせらぎの涼やかな音、渓谷の美しい景色などが楽しめます。全長4キロのトレイルコースですが、現在はそのうちの1.2キロのみ開放しています。
多納集落
多納集落は茂林区の高132号線の終着地にあたる茂林地区でも最も奥地にある集落で、以前は「屯子」という名前で知られていましたが、これは日本語の音からきている名前で、住民は自分たちのコミュニティを「古納達旺〈Kunadavan〉」と呼んでいます。多納集落はいくつかの小さなコミュニティの集合体からなり、茂林区内ではルカイ族の伝統文化がそのままの形でかなり残されています。
1時間程度滞在し、個人で、あるいはガイドツアーを予約して、部族の石板屋や、頭目の家、狩人のスタンドなどを見学することをお勧めします。 なお訪ずれる際は、できるだけ部族の人々の生活の邪魔をしないようにしてください。
二日目
茂林ビジターセンター
施設内にはサービスカウンター、タッチサイネージ、インタラクティブパネル、マルチメディア視聴覚室、授乳室、礼拝室が完備され、総合的なガイドサービスを提供しています。施設内の茂林環境教育センターではルリマダラ、原住民文化、歪曲地形、環境教育に関する教育コースをご用意。皆様のご参加をお待ちしております。
推奨滞在時間1時間。没入型ビデオの予約やビジターセンターで風景区の観光資源ガイドのリクエストが可能。
姿沙里沙里歩道
ルリマダラ蝶生態公園内の蝶がたくさんの遊歩道を進んでいくと、姿沙里沙里歩道の入り口に出ます全長3.7キロのトレイルコースですが、現在茂林森林生態公園として開放されているのはうち2.1キロのみです。この地域には、豊富な種類の鳥や昆虫が生息しており、全行程では50分の道のりです。またここはルリマダラ蝶の重要な越冬地でもあるので、訪れる人は無差別に蝶を捕まえたりして、生息地を脅かすことのないようにしてください。