十八羅漢山
六亀区の省道台27甲線の5K地点あたりに位置する十八羅漢山は、苗栗の火炎山、南投の九十九峰と並ぶ台湾三大火炎山地形(Huoyanshan)のひとつです。十八羅漢山は礫岩(れきがん)層で構成されており、礫岩同士の結合が不均一なため水に侵食されやすく、長い年月雨に打たれて険しい岩肌が露出しています。そのため遠くから見ると、そそり立つ山の峰がまるで表情や動きの異なる羅漢(仏教で悟りを得た聖者)が何十もいるように見えることから、十八羅漢山の名がつけられました。また景観が世界的に有名な景勝地、中国の桂林に似ていることから「台湾の小桂林」とも呼ばれています。