メインコンテンツへ移動

蝶の観賞観光ルート

この文字をクリックして、キーボード操作によるアルバム機能の説明を見る:
  • アップキー:写真選択を表示
  • ダウンキー:写真選択を非表示
  • レフトキー:前の写真
  • ライトキー:次の写真へ
  • ESCキー:アルバムを閉じる
  • 蝶の観賞観光ルート-1 蝶の観賞観光ルート-2 蝶の観賞観光ルート-3 蝶の観賞観光ルート-4 蝶の観賞観光ルート-5 蝶の観賞観光ルート-6

    蝶の観賞観光ルート

世界にはメキシコの帝王斑蝶と台湾のルリマダラという二大越冬型の蝶の谷があります。メキシコの帝王斑蝶は温帯型の越冬蝶の谷に属し、海抜3000メートルの車などが到着できない山岳地帯にあります。気温の関係から彼らは集団で植物にぶら下がっているだけで、ほとんど活動をせず、静態観察するのみです。これに対し、台湾ルリマダラは亜熱帯型の越冬蝶の谷に属し、海抜500メートル以下の山谷で生活します。雨が降っていない、もしくは曇りの天候であれば、彼らはほとんど毎日朝9時から夜5時まで活動します。彼らは「遅刻」もせず、「欠席」もしません。メキシコの帝王斑蝶と比較してみると、台湾のルリマダラ観察は気軽で自由に、かつ面白く、美しい光景が見られます。

蝶の種類

  • 小紫斑蝶

    小紫斑蝶

  • 斯氏紫斑蝶

    斯氏紫斑蝶

  • 端紫斑蝶

    端紫斑蝶

  • 圓翅紫斑蝶

    圓翅紫斑蝶

茂林国家風景区における世界的に珍しい奇観と言えば蝶の生態が挙げられます。林道を歩いていると、さまざまな種類の蝶に出会うことができるでしょう。中でも有名なのがルリマダラで、ホリシャルリマダラ、ツマムラサキマダラ、マルバネルリマダラ、小ルリマダラなどがいます。

ルリマダラ観察には充分な時間を取ってください

毎年12月から2月にかけては、少なくとも四十万匹を越えるルリマダラがここに集まってきます。異なる土地で生育した蝶たちが、同じルートを通り、この茂林内の風の吹かない谷間へと集まってくるのです。越冬のためにルリマダラが成す蝶の谷は非常に壮観です。

メキシコにある「帝王斑蝶の谷」と並び、世界における二大「越冬型蝶の谷」となっています。

蝶観察のベストシーズン

蝶観察のベストシーズンは毎年11月から翌年3月までです

11月に第一陣の先鋒隊がやってきて、その後、続々と数が増えます。2月以降はルリマダラが求婚や交配を行い、亡くなるものもいます。また拡散したり、移動の準備を始めたりするため、個体数は徐々に減少していきます。蝶を観賞するのに最も適しているのは12月から翌年の2月頃までと言えましょう。この時期は特産品の蜜棗の最盛期でもあり、フルーツ農園でのナツメ採集と組みあわせて蝶観察の旅に出かけることをオススメします。

蝶観察に最適な時間は午前8時30分から11時前です

特に雨が降った翌朝、陽光が満遍なく照らすときが蝶観察におけるベストタイムです。もし運良く、かつベストな時間と場所を選べば、紫色の衣を纏ったルリマダラの群れを見ることができます。彼らはパラグライダーのように山谷を下りていきます。エサを探したり、水を飲んだり、日光浴をしたり、花から花へ蜜を探しに舞う姿は息を呑むほどの美しさです。「大自然の舞姫」と言われるのも不思議ではありません。これは求めてもなかなかめぐり会えない光景です。

蝶観察の際に知っておきたいこと

生物は居住環境を選択します。その年の気候や温度、湿度、さらには森林や樹木環境の健康指数で判断します。環境の選択によっては突然変異が起こるかもしれず、エサとなる植物が蝶の運命を決めると言ってもよいでしょう。われわれ人間がそれらを破壊したり、邪魔したりしてはいけません。ルリマダラ観察のベストスポットは茂林区公所が整備した蝶観察歩道および生態公園、交通部茂林管理処が整備した解説ガイド板のある歩道などです。道路の両脇にはドライバーに対し「前方に蝶がいるので減速してください」という交通標識があります。これは全世界でも茂林国家風景区だけにある蝶のための交通標識です。

ルリマダラの観察は制限および管制が行なわれ、蝶の谷の中でも最も重要な棲息地には研究者以外は立ち入ることができません。生態公園内に設けられたネット内では蝶の個体数がコントロールされています。ここに入るには事前に予約あるいは申請が必要で、解説員と一緒にグループに分かれて観察します。その他、自由に観察できる地域でも、樹を揺らしたり、石を投げたり、蝶を捕獲したりする行為は禁じられています。

関連景観スポット

サイトマップ
リストを開く
リストを閉じる
近くのトラベル情報