新型コロナウイルス感染防止期間中は、人の群れを避けて山林を歩くのがおすすめです。「交通部観光局茂林国家風景区管理処」では管轄内の5大スポットを推薦しています。行楽客の皆様は都会の喧騒を離れて、春を楽しみに訪れてください。
「38甲桜花公園」では5千本の桜の樹が咲き誇っています。山一面に山桜やソメイヨシノ、河津桜が満開となり、ピンクに染まった山林を眺められます。お花見以外に、休日には「宝山ウィークエンドマーケット」も開催されており、原住民族の料理やブヌン族の歌や踊りを楽しむことができます。
「宝来・不老温泉エリア」は「炭酸ナトリウム泉」に属し、無色透明でまろやかな泉質で、肌の表皮を軟らかくする効果があります。洗った後は皮膚が滑らかになるため、「美肌の湯」とも呼ばれています。美しい景色を眺めた後は、宝来や不老温泉エリアを訪れ、天然の滑らかな「美人湯」を満喫してください。
「新威森林公園」には全長2キロのマホガニー歩道があります。林の間を歩くと、まるで詩の世界のようなロマンチックな雰囲気に浸れます。公園内にはさらに優美な風景が広がっており、深い意味が込められた装置芸術もあります。インスタグラマーたちに人気のスポットとなっています。
同様に六亀区の「六亀老街(古い家並み）」は、「六亀の心」という山村再生計画の下で、古い家並みから山村、さらに荖濃渓へと続く、観光、レジャー、歴史文化、物産を含めた新たな発展軸に含まれています。ここには蝶園や竹の小道、天満宮祈福記念広場、福亀石段展望台などがあり、また、歴史ある池田屋や洪稛源商号という2棟の築百年の老家屋もあります。行楽客の皆様は宝来温泉を訪れる前に、まずは老街でこれまでとは異なる歴史文化の風情を体験してください。
「茂林生態公園」は冬になると、無数のルリマダラが集まってきます。数十万匹のルリマダラたちは美しい紫色の羽をゆらしながら、南台湾の大武山山麓で越冬するためにやってきます。夢のような美しさの「紫蝶幽谷」では、蝶の群れが周囲を飛び回る光景が見られます。自然生態が好きな方には見逃せない美しい景色と体験です。
交通部観光局が推進する2022年の多元的なサイクリングルート「GoBikeTAIWAN玩騎認證」が今、熱く展開されています。その中で唯一の山岳ルートである「茂林-高雄山城線」は、高雄市の美濃区から出発し、秀麗な美濃湖をゆっくり眺めた後、台28号線の田園風景を通り、地形が多様に変化する十八羅漢山、緑いっぱいの新威森林公園へと続きます。
宝来温泉区
宝来温泉区
38甲桜花公園
38甲桜花公園
新威森林公園
茂林ルリマダラ蝶生態公園