ルリマダラは世界で二つしかない越冬型の蝶です。毎年10月から翌年2月頃まで台湾北部から南部に向かって飛び、茂林区周辺の渓流の山谷で越冬します。翌年春になると次々と北へ戻っていきます。これにより茂林国家風景区の茂林地区にはかなりの数のルリマダラが生息します。
茂林国家風景区管理処では毎年、ルリマダラの越冬期間にあわせて蝶観賞イベントを催します。行楽客の方は珍しいルリマダラの生態奇観を眺められます。ルリマダラをテーマにし、周辺の観光産業の発展を推進しています。
茂林国家風景区管理処の柯建興処長によれば、毎年10月から翌年2月までのルリマダラのシーズン以外にも、茂林国家風景区の管轄内にはたくさんの天然のランドスケープや原住民族文化、生態環境など独特な魅力をもつレジャー景観スポットがあるとのことです。行楽客の皆様が行楽に出かけるのにベストなスポットです。ぜひ皆様も茂林国家風景区を訪れ、これまでとは異なる旅行体験をしてください。